シリーズ・写真史を体感する
第3期テスト1日目。
この日は横浜美術館収蔵庫前室にて、
講師の
比田井一良さんと
講座当日に熟覧する作品の選定からスタート。

↑写真を熟覧する比田井さん。
西洋からは
エマーソン、スティーグリッツ、スタイケンなど。
日本からは
梅阪鶯里、福原信三、小川月州
そして、もちろん錦古里孝治も。
美しい…。
また、実際にプリントを見ると
例えば、同じピグメント印画法の
ふわっとした調子の写真でも
驚くほどいろいろな表現があることがわかります。
どれもお見せしたいのですが、
大切な収蔵品。
安全にご覧いただくためにも、
全部ざっくり見せる、というわけにはいきません。
いろいろと悩んだ末、8点をセレクト。
どれを選んだかはお楽しみに!
その後は、市民のアトリエに移動してテスト開始です!

テスト1日目は、先日撮影したネガを
ゼラチンシルバー・プリント用の印画紙にプリントし、漂白します。

漂白したプリントはスタッフから「そそりますね…」というコメントが出る仕上がり!
画像もワークショップ本番までのお楽しみということで…
次回は、漂白した紙にインキングをしていきます。