モナリザ展出品作家・佐々木卓也さん。その後も活躍中!

昨日、テレビ朝日umuギャラリーで始まる展覧会「ドラえもんを描く」の内覧会に行ってきました。

この展覧会は昨年当館で開催した「モナリザを描く」展と同様、
社団法人林原共済会さんが主催し、精神や知的に障がいがある方が描いたドラえもんを
一同に集めたもの。

昨日内覧会に集まった来場者の投票により、
昨年モナリザ展に出品してくれた佐々木卓也さんが見事グランプリに選ばれました!
当日の司会者、女優の東ちづるさんにインタビューを受ける佐々木さん。

佐々木卓也さんと東ちづるさん

佐々木さんが描いたのはドラえもんがバラバラに解体された絵。
カラフルな特徴的なドラえもんのパーツが積み重ねられ、とてもリズミカルに構成されています。

佐々木卓也さん

思えば佐々木さんはドラえもんを見て育った世代。
ドラえもんのイメージは色濃く頭の中にインプットされているわけです。
ドラえもんを描いて、と言えば、形を記憶する卓抜した能力を持つ佐々木さんは、そっくりに描けてしまいます。
それを分かっているお母さんが、
「そのまま描いてもつまらないよね。どう描いたら面白いかな?」
と、一言をかけるとそこから佐々木さんの作品のイメージが始まります。
佐々木さんにとって、創作の上でお母さんは重要なパートナーなんですね。

佐々木さんが一度手を動かし始めると、絵でも彫刻でも、
佐々木さんならではの独特の作品たちが瞬く間に、まるでマジックのように生み出されます。
その制作風景を見ていると、夏目漱石が「夢十夜」で描いた運慶の話をいつも思い出します。

「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。
あの通りの眉や鼻が木の中に埋っているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。
まるで土の中から石を掘り出す様なものだから決して間違う筈はない」
-夏目漱石「夢十夜」の第六夜より抜粋-

展覧会は12月5日まで。ドラえもんでありながら、ドラえもんでない個性を放つ59点が展示されています。
横浜市民ギャラリーあざみ野賞も出させていただきまして、やまなみ工房の岡元俊雄さんの作品を
選ばせていただきました。この作品も揺るがない作品世界がある、ドラえもんです。

クリスマスイルミネーションが美しい、六本木のけやき坂に面したギャラリーです。
皆様もぜひ行ってみては?(すぐに終了してしまうのでご注意ください!)

★「ドラえもんを描く―My DORAEMON―」展
2010年12月1日(水)~12月5日(日) 12:00~19:00(最終日は17:00)
テレビ朝日umuギャラリー(六本木 けやき坂に面したギャラリーです)

★佐々木卓也公式HP

http://takuya.page.ne.jp/

(さ)

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