「横浜市所蔵カメラ・ 写真コレクション」
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カメラ・オブスクーラ



カメラ・オブスクーラ
カメラ・オブスクーラ 1800年頃
Camera Obscura/c.1800
19世紀の前半に、ニエプスやダゲール、タルボットなどにより写真技術が考案され写真の歴史が始まりました。写真の撮影に不可欠なカメラですが、その原理は写真の歴史が始まるずっと以前から知られていました。“カメラ”はラテン語で“部屋”を、“カメラ・オブスクーラ”は、“暗い部屋”を意味し、針穴を通して暗室(箱)内に入り込んだ光が結像するというものです。

16世紀にはレンズが用いられるようになり画家のデッサンのための道具などとして使われるようになりました。18世紀頃のヨーロッパでは気軽に持ち歩けるスケッチ用の小型カメラ・オブスクーラ(図1)が流行し、写真発明者に名を連ねるダゲールやタルボットなどもこのようなカメラ・オブスクーラを所有しその結像を写真として定着することを夢見て研究に没頭したのではないかと想像されます。