ショーケースギャラリーシリーズ

小野耕石展「Hundred Layers of Colors」

【アーカイブ】


展示風景 photo:Baryan

展示風景 photo:Baryan

展示風景 photo:Baryan




「O」「Y」/2013年/油性インク、紙、シルクスクリーン

2014年1月18日(土)~2014年2月23日(日)

9:00~21:00

※1月27日(月)休館

横浜市民ギャラリーあざみ野エントランスロビー

観覧無料

主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)


横浜市民ギャラリーあざみ野では、エントランスホールのショーケースという小空間を使って、新進アーティストを紹介しています。2013年度第四期は版画家、小野耕石の作品を展示します。小野が手描きの点版を繰り返し刷り重ねて創り出す色彩の柱は、紙の微妙な凹凸や刷り具合によって少しずつ変化がもたらされ、エディションがありながら二つとして同じ作品がありません。鑑賞者の位置によって変化する豊かな色彩をたたえた小野の作品は、複製芸術である版画のあり方を思考します。

僕の制作のきっかけとなる事柄は夏の夕暮れ、毎夜アトリエをおとずれる様々ないでたちをした蛾であった。気味が悪く急にばたつくあのぶりぶりした腹は皆に嫌われる十分の理由であるかしれない。しかしながら全身にまとうあの乾いたパステル調の鱗粉の美しさは絵にも描けない狂気にも似た魅力があった。おそらくそのおぞましい風体との差異でさらに美しく見えるのだろう。この頃から絵具をあつかう者として思案していたこと、絵具でこの触覚的な感覚にまでたどりつけないか。この作品はそんな思案からの産物である。

【小野耕石】

1979年岡山県生まれ。東京造形大学卒業、東京藝術大学大学院修了。大学在学中に絵画の世界から版画の研究に入り、版画(絵具)の可能性と不可能性を追求、実践している。2009年、資生堂ギャラリーでの個展「第3回shiseido art egg小野耕石展」を皮切りに、奈義町現代美術館、養清堂ギャラリー、アートフロントギャラリーなどで個展を開催。今年で11回目を迎える岡山県犬島でのアートイベント「犬島時間」に毎年参加し、滞在制作を行っている。2006年から横浜美術館市民のアトリエにて2年間シルクスクリーンの講師を担当。

参加アーティスト

小野 耕石

小野 耕石(おの こうせき)

1979年岡山県生まれ。東京造形大学卒業、東京藝術大学大学院修了。大学在学中に絵画の世界から版画の研究に入り、版画(絵具)の可能性と不可能性を追求、実践している。2009年、資生堂ギャラリーでの個展「第3回shiseid…