ショーケースギャラリーシリーズ

木村有貴子展

木村有貴子作品
線をたてる/2016年/槐、金粉、蝶番/photo:Yasuyuki Kasagi

2017年 923 日(土・祝)~ 1217 日(日)9:00~21:00

※9月25日(月)、10月23日(月)、11月27日(月)休館

観覧無料

横浜市民ギャラリーあざみ野 エントランスロビー

主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)



木村有貴子は、日常の中で現実が何か違うものに見える瞬間に注目し、その「もう一つの現実」を木彫によって形にしています。木という長い時間軸をもった素材をじっくりと彫り進め、細部まで実体化させた木村の作品は、現実と解釈の差異を強固にし、私たちの世界の感じ方と現実との関係性について問いかけます。

私的な感覚による事象の変像は、日常風景にとけ込む幻想であり、それらを主に木彫によって作品としている。木の内側へ向かってつくり進めていき、最終地点が外側・作品の表面になることで、すぐに忘れてしまう夢の一種のような不確かなイメージを固定する。内へ向かう微視的な感覚と、外を捉えようとする巨視的な感覚で作品と空間を構成し、他者とその幻想を共有することで人がもつ世界をとらえる感覚を探っている。

【木村有貴子】Yukiko KIMURA

木村有貴子

1978年神奈川県三浦市生まれ、2005年東京藝術大学大学院美術研究科修了。主な個展に、2013年「現象と妖精」黄金町mujikobo(横浜)、主なグループ展・舞台に、2013年「水際・瀬戸際・壁の裏」ハンマーヘッドギャラリー(横浜)、2014年「舞台・見えないカタチ」キッド・アイラック・ホール(東京)、2015年「第十回アトリエの末裔または未来」東京藝術大学美術館陳列館(東京)、2016年「黄金町バザール」(横浜)など。