「Viewpoints」展アーティストトーク(2/12)レポート

2月12日、「あざみ野コンテンポラリーvol.2 Viewpoints」展アーティストトークを開催しました。 この日は、吉田夏奈さんと桑久保徹さんにご出演いただきました。 たくさんのお客様にお集まりいただいた中、吉田さんはなんと「瀬戸の花嫁」の替え歌を歌いながら登場! 新作《奇跡の牛》は、昨年9月からの滞在で、小豆島を取材しながら制作し、瀬戸内海に浮かぶ島々をイメージして展示された作品です。 登山やロッククライミングなどをして、厳しい自然に身を置くことで開かれた知覚をもとに制作されるという吉田さん。 今回発表された《奇跡の牛》は、吉田さんが小豆島の中で特にエネルギーを感じる場所(奇形の場所)を自分で歩き回って感じた体感高度をもとに立体に立ち上げ、構成しているそう。 「島って生き物みたい」と吉田さんはお話されます。 寒霞渓(かんかけい)や親指岳(おやゆびだけ)など、それぞれの場所で吉田さんが体験したエピソードもお話してくれました。 続いて桑久保徹さん。 今回はご自身のアトリエを再現するインスタレーションを初めて発表した桑久保さん。 昨年にはお子さんが生まれたり、震災があったりする中で、これまでよりも絵を描くということから離れる時期があったそうです。その時期を経て、いま一度ものを創造するおもしろさや重要性を感じ、創造する現場を感じてもらいたかったとのこと。 アトリエの中では、フィクションと現実を行き来する桑久保さんの頭の中をのぞくような体験ができます。 初めは自分の中に架空の画家を見出すことで制作活動をスタートした桑久保さん。 印象派の画家をまねて描き始めても、知らず知らずにそのストロークに自分の身体性がでてきて、その身体性が思考を超えていくことが絵画の魅力と語られました。 ぜひ会場で作品を目にし、画家の息遣いを感じてみてください。 展覧会は26日までです!

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