ART×DANCE2012 佐々木愛×酒井幸菜アーティストトークを開催しました。

11月11日まで開催中の「ART×DANCE2012」展。出品作家の佐々木愛さんと酒井幸菜さんのアーティストトークを開催しました。

今回の展覧会では、お互いの作品をクロスさせ作品制作を行ったお二人。
振付家・ダンサーの酒井幸菜さん(写真下・右)は、アーティスト・佐々木愛さん(写真下・左)による絵をスライド上映する作品に着想を得て新作ダンス作品を制作し、展示空間で踊ります。
そして佐々木さんは、酒井さんがダンスを制作する際に書き留めてきた《振付けのことば》を受けとり、新作のドローイングを描きました。

お互いの作品を受け取った後、どのような考えでつくったものなのかは相手に質問せず、自分が作品から感じたことをそれぞれの表現方法で出力した佐々木さんと酒井さん。

当初《振付けのことば》を受け取る前、エモーショナルで動的なものをイメージし、瞬発力を活かした絵を描くことを考えていた佐々木さん。しかし、いざ受け取ってみると、とても整えられた構築的なイメージを持ったので、《振付けのことば》から浮かんだイメージを習作として何回も描きながら「最後の一枚」を生み出したそうです。

会場では佐々木さんのドローイングがこんな風に展示されています。壁面にペイントされた絵は、それぞれの《振付けのことば》に対し舞台をイメージして描いたとのこと。

酒井さんは、自分が見た幻の風景やその要素をことばに書き留めてダンスを制作されています。舞台作品をつくるというよりは、美術のインスタレーション的な感覚で作品づくりに取り組んでいるそうです。

酒井幸菜 《光る森、青い樹》 2012年


佐々木愛 《Time to Live》 2010-2012年

佐々木さんの木の生命をテーマにしたスライド作品《Time to Live》を受け取った際、時が一方向に進みながらも何か浮遊しているようなイメージを持ち、それを作品に表したいと思ったとのこと。展示準備期間中、最後まで空間がしっくりこず色々考えていると、枝が浮いている風景がパッと見えたそうです!そうしてパフォーマンスを行う空間に木の枝が配置され、緊張感のある空間がつくられたのでした。

制作中はそれぞれの作品の内容についての話はあまりしないようにしていたお二人ですが、お互いの作品が出来上がってみると、自分が持っていたイメージが何も言わなくても相手にきちんと届いていたことを感じられたようです。

佐々木さんと酒井さん、二人の世界が響きあう素敵な展示空間をお楽しみいただけるのは11月11日まで!
酒井幸菜さんのダンスパフォーマンスは11月10日(土)14:00~上演します。
お見逃しなく!!

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