ワークショップ「写真を彫刻してみよう」を開催しました

2月16日、「写真の境界」展関連ワークショップ「写真を彫刻してみよう」を開催しました。
本当は2月8日開催だったはずのこのワークショップ。
大雪により16日に延期しての開催だったものの、この前々日にもまた大雪が降り、一時は開催が危ぶまれましたが、熱心な参加者の皆さんにお集まりいただき、なんとか行うことができました。

ワークショップ講師は「写真の境界」展出品作家の多和田有希(たわだ・ゆうき)さん。
初めに展覧会場に足を運び、技法に着目しながら多和田さんの作品を鑑賞しました。

続いて、多和田さんから制作方法についてのレクチャーです。
ニードルや砂消しゴム、定規やサンドペーパーを使うテクニックが紹介されました。

そしていよいよ参加者のみなさんの制作が始まります。
今回は、多和田さんが撮影した写真をつかって制作を行います。

そのプリントを前に多和田さんから「いつもと違う『写真の読み方』」についてお話がありました。
「別人になったつもりで写真のなかの風景を初めて見る目で眺めてみる」、「自分が霊能者や気功のマスターだったらどのようなかたちのエネルギーが目に見えるだろうか?」
そんな問いかけに、じっくりと写真に向き合います。

そうして各々が読み取ったものを、写真を削ったり消したりして画面に定着させていきます。

みなさんとても真剣です。

制作時間約70分。完成した作品を一堂に並べてみると、同じ写真を素材にしても全く違う世界が広がりました。

その写真を(1)ルールで写真を読む (2)物語で写真を読む (3)エネルギーで写真を読む の3つの種類に分類してみます。

最後のディスカッションでは、制作した感想や、他の人の作品を見て感じた意見が活発に交わされました。

参加者のみなさんは、手を加えることによって写真が全く別のものに変わっていく過程を存分に楽しまれたようです。
多和田さんからは、今回体験した「写真の読み取り方」をぜひ今後も生かしていってほしいとのお話があり、ワークショップは終了しました。

ご参加されたみなさん、多和田さん、どうもありがとうございました。

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