あざみ野カレッジ「身体にやさしいスイーツづくり-マクロビ入門」を開催しました。
今回はアートフォラームあざみ野の建物の中にある生活工房が会場。アートフォーラムにはお料理をしたり、お裁縫をしたりできるスペースもあるのです。
講師はNPO法人M’s Kitchenのメイン講師Masaさんこと、高見澤昌代さん。白砂糖や卵などを使わない、身体への負担が少ないおやつづくりにチャレンジしました。
はじめに、身体によいこと、よくないことについて、お話を聞きました。食べるものによって身体の中のバランスが変化すること、化学調味料がいかに腎臓や肝臓に負担をかけるものか、花粉症やアトピーなどのアレルギーと小麦粉の関係など。身体にやさしい料理を自分で手作りし食すことは、病気になりにくい身体をつくることにつながるといいます。
その実践の第一歩として、甘酒蒸しパンと塩糀クッキーをつくってみました。
まずは材料を混ぜていきます。
甘酒蒸しパンは、小麦粉と、より身体にやさしい上新粉(お米の粉)を半々で使用。
クッキー生地は伸ばしてカット(左)、蒸しパン生地は型に入れて蒸し器へ(スピードが命!)
10分蒸せばこのとおり。
材料を混ぜて、焼いたり、蒸したりするだけ。同時進行でとっても手軽で簡単に2品が完成!
身体によいといっても手間がかかりすぎては長続きしません。手軽さも大切ですね。
お茶をいれ、出来上がったものをみんなで試食しました。
甘酒蒸しパンは甘酒と白ごまの甘み、塩糀クッキーは白砂糖の代わりにつかった「てんさいとう」の甘み。ほんのりとした甘さがじわじわと感じられ、ちゃんとおやつの味わいが!白ごまが“甘みアップ食材”だとは驚きです。普段慣れた白砂糖の甘さとは違いますが、こういう甘さもおいしいのですね。
Masaさんがつくってくださった、蒸したさつまいもでつくったおやつも一緒にいただきました。
調理の途中や試食中にも、白砂糖を摂取することによる身体への影響など、身体の仕組みと食材の関係についてのお話や、食生活が手相にどのようにあらわれてくるかという見方など、たくさんのことを学び、充実の2時間でした。いきなり食生活をガラッと変えることは難しいかもしれませんが、まずは普段の自分の食生活を振り返ってみる機会になったのではないでしょうか。
Masaさん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
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次回のあざみ野カレッジは、3月15日に「3.11を忘れない 震災とアート活動」を開催します。被災地でのアート活動について、東北を拠点に活動する高田彩さん(ビルド・フルーガス代表)、鉾井喬さん(アーティスト)にお話を伺います。オープンカレッジで参加無料ですので、みなさまどうぞご参加ください!
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