【関連イベント】対談「瀧口修造と美術映画」を開催しました

10月19日に出品作家である山口勝弘さんがかねてより開催を希望していた「瀧口修造と美術映画」をテーマに、メディアアーティストで美術や映像表現に造詣の深い森下明彦さんとの対談を開催しました。山口さんと森下さんは神戸芸術工科大学教員時代からのお知り合いで、森下さんは山口さんのことを「山勝さん」とお呼びしているそうです。森下さんには対談の進行役を務めていただきました。
出品作家の山口勝弘さん(写真左)と森下明彦さん(右)

出品作家の山口勝弘さん(写真左)と森下明彦さん(右)

詩人で美術評論家として有名な瀧口修造は、山口さんによるとビデオよりも映画を好んでいたそうです。戦前は映画制作会社に勤務していたこともあり、1952年に開設された国立近代美術館(現東京国立近代美術館)の映画部門(フィルムライブラリー)との関わりや、戦後は美術映画『北斎』の製作に携わったことなど、対談では「実験工房」時代の山口さんとの関わりだけでなく、瀧口修造の映画への関心の高さが紹介されました。
会場は大勢のお客様で満席となりました

会場は大勢のお客様で満席となりました

また、「実験工房」の名付け親でもある瀧口修造についての様々な思い出も山口さんによって語られました。瀧口修造の書斎には山口さんの作品はもちろんのこと、マルセル・デュシャンやアンドレ・ブルトンらから贈られた作品がたくさんあったそうです。 山口さんや当時の作家たちは自分の作品が瀧口修造の書斎に「まだ(飾って)あるな」と確認してほっとしていたという、瀧口修造と親交のあった山口さんならではのエピソードも披露されました。
対談後、神戸芸工大の当時の教え子の方々からお花の贈呈も

対談後、神戸芸工大の当時の教え子の方々からお花の贈呈も

当日の対談の様子を記録した映像は、26日から2階展示室内で上映しています。ご来館の際はぜひご覧ください!

ブログのカレンダー

2014年10月
« 9月   11月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031