レクチャー「山口勝弘1951-2014」開催しました!

「山口勝弘展―水の変容」の関連イベントとして、レクチャー「山口勝弘1951-2014」を開催しました。 山口勝弘さんの60年以上にわたる幅広い活動を振り返りつつ、現在の制作活動についてもご紹介するという盛りだくさんのこの企画。 まずは、メディアアート・キュレーターで早稲田大学教授の草原真知子さんにお話いただきました。山口さんがアーティストとして活動し始めた戦後の話から順を追って、画像や映像をたっぷり交えてご紹介いただきました。新しいテクノロジーを用いながら、伝統的な価値観、アートのあり方に挑戦してきた山口さんの活動の意味を読み解いていく、とても興味深いお話でした。
草原真知子さん

草原真知子さん

当日、なんと会場に山口さんご本人のお姿が!上の写真、一列目手前でレクチャーを聞いているのが山口さん。 つづいて後半は、山口さんの神戸芸術工科大学時代の教え子で、現在山口さんの制作活動をサポートしながら研究を行っている、甲南女子大学准教授の八尾里絵子さん、静岡産業大学准教授の北市記子さんによるお話。山口さんが2001年に病に倒れて以降の作品について、山口さんと身近に接するお二人ならではの裏話も交えながら楽しくご紹介くださいました。
八尾里絵子さん

八尾里絵子さん

北市記子さん

北市記子さん

八尾さんによると、2010年に山口さんから突然作品制作の依頼の手紙(写真下)が届き、不自由な身体であっても作品制作への意欲は変わらず持ち続ける山口さんの制作のお手伝いをするようになったそうです。北市さんのお話からも、どんな状況であってもつくることを諦めない、山口さんの柔軟さ、軽やかさがみえてきました。 lec4 そして、最後は出演者3名によるフリートークの予定でしたが、急遽山口さんにも加わっていただき、4名で行うというスペシャルな会となりました! lec6 lec7 フリートークでは、「富士山と金色のゴキブリ」など山口さんの今後の作品制作の構想もユーモアたっぷりに語られ、和やかな雰囲気となりました。「大事なのは工夫するかしないか、実際にやるかどうか」という言葉には、数々の壮大なプロジェクトを実現してきた山口さんであればこその重みがありました。 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

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