あざみ野カレッジ「デザインで伝える いきもの の世界」を開催しました。

5月30日、あざみ野カレッジ「デザインで伝える いきもの の世界」を開催しました。

今回が2015年度最初のあざみ野カレッジ。
“いきもの”にまつわる興味深いお話とともに、
様々な場面で活躍するデザインについても、楽しく学びました。

*今回は講師の表現にならって、動物園や水族館で見られる生物のことを、”いきもの”と表記します。

この日の講師は、橋詰茉莉亜さんと川口瑠衣さん。
いきものに関するグラフィックやグッズのデザイン、イベントの企画など、
幅広い活動を行っているグループ「いきもの企画」のメンバーのおふたりです。

お話しいただいた、いきもの企画の橋詰茉莉亜さん(写真右)、川口瑠衣さん。

 
「例えばサイは種類によって、角の数・住む場所・食べ物などが違います。
人気のあるサイでも知らないとその違いに気づかないもの。
目立たないいきものも含めて一種類一種類、一匹一匹の魅力に注目して
全てのいきものを主役にすること、
そして、いきものに出会える動物園・水族館の、
学びの場としての大切さを伝えることがグループの活動テーマです。」
講座の冒頭でこう話した川口さん。
また、制作しているものは大人に見てもらうことを想定している、とも。

では実際の活動はどのようなものでしょうか?
早速これまでに制作されたグッズや書籍類を、橋詰さんからご紹介いただきました。
いきものを種類ではなく「色」で分類した図鑑や、
サメ・ヘビ・ツチブタといった動物を取り上げた、マニアックなのに楽しい冊子には、
有名なものから聞き慣れないものまで、たくさんのいきものが取り上げられています。

 class=
こちらはいきもの企画さんが制作に携わった静岡の動物園・水族館を紹介するガイドブック。

 
後半にお話しいただいたのは、実際に動物園・水族館で見かけた、
センスが光る解説展示・看板・グッズのデザインについて。
橋詰さんは、海外を含め60ヶ所以上もの動物園・水族館を訪れてきたそうですが、
その中から選りすぐりのものをご紹介してくれました。
今回紹介していただいたポイントは次の6種類。

①いきものの魅力やすごさが伝わりやすいもの
②おもしろい見方ができるようになるもの
③視覚以外でも感じられるもの
④インパクトが大きいもの
⑤親切なもの
⑥単純にかわいい・かっこいいもの

これらは動物園・水族館に限らず、デザインをするときのポイントでもありますね。
 class=
「単純にかわいい・かっこいいもの」の中で紹介された横浜市野毛山動物園の看板。
最近までここでしか見ることのできなかったアカエリマキキツネザルをはじめ、 野毛山動物園のいきものたち(設置当時)が描かれています。横浜市内の動物園・水族館の話題も盛りだくさんでした。

***
最後に動物園や水族館におけるデザインについて、 「あってもなくてもいい。しかし、あったら絶対楽しい」と橋詰さんは話します。
知らないと見逃してしまう目立たない いきものたちの魅力。
デザインを通じてそこに気づいたら、
動物園や水族館にいる一匹一匹をもっとじっくり見たくなりそうですね。

 
《こぼれ話》
 class=  class=
こちらはお話の中にもあった いきもの企画さんの制作物紹介ブースのようす。
休憩時間や講座終了後、たくさんの参加者が手にとって楽しんでいました。横浜近辺では取り扱うお店はないそうですが、いきもの企画さんのホームページで購入できるものも。団体情報も一覧できますのでぜひのぞいてみてください。
いきもの企画 公式ホームページ

***
さて次回のあざみ野カレッジは7月26日(日)、
ふだん何気なく通り過ぎる場所を素材とした作品づくりを学ぶ
「街を描いて街を知る ~みんなで描いた身近な街の絵は街の宝物」を開催します。
詳細・お申込みはコチラ

ブログのカレンダー

2015年6月
« 5月   7月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930