毎年、横浜市民ギャラリーあざみ野には、学校の職業体験カリキュラムで、職業体験の学生さんがやってきます。今年も7月21日、22日の二日間、田園調布雙葉中学高等学校の高校1年生二名が職場体験にきてくれました。二日間という短い期間ですが、横浜市民ギャラリーあざみ野のスタッフと一緒にその仕事の一部を体験します。
まず初日の21日は、「横浜市民ギャラリーについて」や「コンテンポラリーアートって?」といったギャラリーを取り巻く基礎知識の習得からスタート。
そして目下絶賛準備中、7月31日から開催の「こどもぎゃらり 2015」のお手伝いです。
まずは「こどもぎゃらり 2015」の展示、「ちくちく地区の“かたちたち”」でつかうカタチを取り替えっこした刺繍に挑戦です。
さて、つづいて二人が準備してくれたこの筒はなんでしょう?
これは「夏の音楽ジッケン室 ジッケン2 紙で太鼓(たいこ)をつくってリズムであそぼう」のワークショップに使う紙の筒。でもどのように使うかは、参加してのお楽しみです。
ちなみに紙筒作りになれてきた頃に仕事が終わってしまった二人、「やっとコツをつかんだから、今からならもっと早くできるのに」と若干悔しそうな様子。
そして、二日目。
二人は、あざみ野名物(?!)、「あざみ野 親子のフリーゾーン」に参加。
スタッフから事前説明を受ける二人。
実習とはいえ、スタッフとして参加となるので真剣な面持ちです。
こちらは準備中の一コマ。熱心に準備してくれました。
真夏日といった好天の影響もあって、この日の参加人数は、なんと今年1番の598人!子どもとふれあうのが好きという二人にもこの人数はびっくりだったよう。初参加が記録的な参加者数だったお二人…さてその眼に「あざみ野フリーゾーン」とイベントの裏側はどう映ったのでしょうか?
ここから筆を変わって、職業体験の二人による「あざみ野フリーゾーン」レポートをごらんください。
<<五十嵐萌子さん レポート>>
今日は親子のフリーゾーンを行いました。
午前中からとても暑くなりましたが、えのぐ・粘土・紙コーナーの3つに分かれてたくさんの子どもたちが、それぞれ好きなものをつくったり描いたりして、元気に楽しんでいる様子でした。最後はみんなで片付けまできちんと行い、気持ちよくイベントを終わらせることができました。
今回親子のフリーゾーンの準備から運営まで体験して、実際にイベントを行うのは大変だと感じました。しかし、子どもたちに「ありがとう」と言ってもらったり、とても多くの方が来て楽しんでいらっしゃる姿を見ることで、私自身も楽しむことができ、充実した体験となりました。
(五十嵐)
<<村瀬愛実さん レポート>>
今日は、親子のフリーゾーンを行いました。
天気は、快晴でとても気持ちの良い体験となりました。また、たくさんの方々と出会い、一緒に絵の具や粘土で遊ぶことができ、わたしにとってとても楽しく、印象的な体験でした。
こども達に絵の具を渡す時に、「ありがとう」と笑顔で言ってもらった時は、私も笑顔になることができました。最後に全員で絵の具を掃除をするときは、私も子供たちもたくさん濡れてしまいましたが、きちんときれいにすることができました。
2日間を通して、イベントを開催させていただく側としてたくさんの人々と出会い、たくさんの学びを得て、将来を考えるうえでとても良い材料になりました。
私にとって充実した2日間となりました。ありがとうございました
(村瀬)
いかがでしょう? 二人のがんばりが伝わってくるようなレポートでしたね。二人はその後も時間まで、ギャラリーの仕事を実習してくれました。 五十嵐さん、村瀬さん、二日間ご苦労様でした。またぜひギャラリーに遊びに来てくださいね
二人が準備をがんばってくれた「あざみ野こどもぎゃらりぃ2015」は、7月31日(金)からの開催。
今年もワークショップや展示など、もりだくさんです。どうぞお楽しみに!
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また、二人が奮闘してくれた「あざみ野 親子のフリーゾーン」は、毎月好評開催中。
8月は、2日(日)・5日(水)・26日(水)の開催です。こちらもどうぞお楽しみに!
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