「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」アーティストトークを開催しました

現在、好評開催中のあざみ野フォト・アニュアル 「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」関連イベント 石川竜一さんによるアーティストトークを展覧会初日の1月30日に開催しました。 当日は80人を超えるお客様にご参加いただきました。
アーティストトークの様子

アーティストトークの様子

高校時代は父親に勧められて始めたボクシングに打ち込み、 国体にも出場したことのある石川さん。 20歳を過ぎたある日、ふとしたきっかけで壊れたカメラを手にすることに。 当初はカメラを持ち歩くのさえ恥ずかしく、写らないカメラに四苦八苦しながらも、 徐々に写真の世界に魅了されていったそうです。
石川竜一さんと当館主席学芸員の天野太郎(聞き手)

石川竜一さんと当館主席学芸員の天野太郎(聞き手)

現在31歳の石川さんの写真は、カメラを手にして以来 10年間でめまぐるしく変化してきました。 それは、まるで写真の歴史そのものであるかのようです。 しかし、一つひとつの手法について「卒業したから終わり」としていない、 すべて同時進行であり現在進行中なのが、石川さんの写真の面白いところ。 石川さん自身は「人は色んなことを同時に考えている。一つのことを続けて、 その中に色んなことを詰め込むこともあるけれど、振り幅が広いほど 中心が明確になるのでは」と語っています。 photoannual_at3_s 現在あざみ野で展示中の《okinawan portraits 2010-2012》では、 被写体となった沖縄の老若男女がレンズを見据えるまなざしが印象的です。 被写体の人々には気になったら声をかけて撮影させてもらっているそうですが、 「気になったその理由は様々。色んな気持ちで撮っているのが面白さ」 だといいます。 トークの終わりに、会場からの質問に答えて、舞踏(身体性)と写真について 「(例えば)ボクシングは手が出てきたから動くわけじゃない。 見えるのではない、反射。考えるよりもっと直接的な反射に近い」と語った石川さん。 「考えたときには、もう目の前にはない」、石川竜一の「思考法としての写真」を ぜひ皆さんの眼で確かめてみてください! 「石川竜一展」と同時開催の「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展」は いずれも21日(日曜)まで。 特に無料配布のパンフレットは数に限りがございますので、入手ご希望の方は お早めにご来場ください。
あざみ野フォト・アニュアル 「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」平成27年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「『自然の鉛筆』を読む」 2016年1月30日(土)~2月21日(日) 会期中無休 入場無料

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