【アーカイブ】
写真表現の現在を切りとる企画展と、約1万件の横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを様々な切り口で紹介するコレクション展を同時開催する「あざみ野フォト・アニュアル」第8回目を開催しました。 2階展示室では、コレクション展「写真の中の身体」を開催。収蔵品のカメラと写真、関連機材などを「絵画を目指す身体」「鑑賞される身体」「標本化される身体」「演じる身体」「私的空間/公的空間の身体」「機械の眼が描き出す身体」の6章で構成し、紹介しました。写真が生まれた時代から常に重要な被写体となってきた人の身体が、姿かたちを表すことだけに留まらず、被写体の人格・属性、更には撮影された時代の精神や社会、政治などをいかに浮かび上がらせてきたかを探る内容となりました。