展覧会シリーズ

あざみ野フォト・アニュアル

あざみ野フォト・アニュアル 田附勝

あざみ野フォト・アニュアル 田附勝
KAKERA きこえてこなかった、私たちの声展

  • 2020125日(土)~223日(日)※1月27日(月)休館
  • 10:00-18:00 入場無料
  • 横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1
  • 主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
  • 助成:公益財団法人朝日新聞文化財団、公益財団法人野村財団
  • プリント協力:キヤノン株式会社
  • 協力:GALLERY SIDE 2、キリンビール株式会社

現代の写真表現を紹介するシリーズ「あざみ野フォト・アニュアル」2019年度の企画展は、2012年に写真集『東北』で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞した注目の写真家、田附勝の個展を開催します。
この展覧会では、2006年から縄文以来のシャーマニズムが息づく東北の風土やこの地に暮らす人々の生活や文化を撮り続けてきた田附が、2012年から撮影を始めた「KAKERA」シリーズを紹介します。同シリーズは、新潟県津南町を皮切りに各地の博物館の収蔵庫や発掘現場で保管されていた膨大な資料である縄文土器のかけらを、箱のなかで中敷きや梱包として使用されていた新聞と共に、保管状態そのままに撮影したものです。言語以前の文様が施された土器のかけらを前に、「何も語らないピースが現代に生きる自分たちに語るものがあり、歴史・過去が炙り出される」と田附は言います。縄文時代の土器のかけらと、時々刻々に変転する社会の趨勢を伝える新聞との組み合わせは、見る者にあたかも考古遺物と歴史の邂逅を目撃するかのような経験をもたらすのではないでしょうか。
本展は、声なきものや名付け得ぬものとの対話から、その歴史や手の痕跡、失われた時間までをも捉える、田附のこれまでの写真にも通底する視座を見てとることができる、またとない機会となります。

田附勝 たつき・まさる
1974年、富山県生まれ。全国のデコトラとトラックドライバーを撮影し『DECOTORA』を2007年に発表。2012年に『東北』で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞した。その他『その血はまだ赤いのか』、『KURAGARI』、『「おわり。」』などがある。社会で見過ごされてしまうものに突き動かされ、写真のテーマとして撮影を続けている。

あけましておめでとう 技術の日産 1964年(昭和39年)1月1日 朝日新聞/撮影:2018年11月26日 奈良県奈良市

今も耐えている 沖縄 1966年(昭和44年)11月16日 読売新聞/撮影:2016年3月15日 東京都杉並区

凶手に倒れたケネディ大統領 1963年(昭和38年)11月23日 朝日新聞/撮影:2018年11月27日 奈良県奈良市

皇太子さまご結婚式 1959年(昭和34年)1月16日 東京新聞/撮影:2018年7月30日 東京都渋谷区

市立市川考古博物館/撮影:2017年10月11日 千葉県市川市

田中家の馬屋(まや)/撮影:2017年12月14日 青森県三戸郡南部町

[関連イベント]

アーティスト・トーク 

125日(土)15:00-16:00

出 演|田附勝(出品作家/写真家)
聞き手|天野太郎(横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員)
会 場|3階 アトリエ
定 員|80名程度
※参加無料、要事前申込(先着順)
※保育あり(詳細はお問合せください)

対談 

222日(土)15:00-16:30

出 演|田附勝(出品作家/写真家)、石倉敏明(人類学者)
会 場|3階 アトリエ
定 員|80名程度
※参加無料、要事前申込(先着順)
※保育あり(詳細はお問合せください)

アートなピクニック―視覚に障がいがある人とない人が共に楽しむ鑑賞会

211日(火・祝)14:00~16:00

スタッフや参加者同士の会話を通して展示作品を楽しみながら鑑賞するツアーです。障がいの有無にかかわらず、どなたでもご参加いただけます。

会 場|展示室1
定 員|10名
締 切|2月4日(火)必着
※参加無料、要事前申込(応募者多数の場合抽選)
※最寄のあざみ野駅までお迎えが必要な方は申込時にご相談ください。
※保育あり(詳細はお問合せください)

学芸員によるギャラリートーク

29日(日)14:00~14:30

会 場|展示室1
※参加無料、申込不要(直接会場にお越しください)

<イベントのお申込方法>

「ホームページの申込みフォーム」「直接来館(アートフォーラムあざみ野2階事務室)」
のいずれかでお申込みください。

・複数のプログラムに参加ご希望の方は、お手数ですが別々にお申込みください。
・視覚に障がいがある方で、上記の方法でのお申込が難しい場合はご相談ください。
・提供された個人情報は今回の事業実施のためだけに使用し、その他の目的で使用することはありません。

<保育について>

「保育あり」のプログラムにご参加の方は、プログラム時間中に主催事業保育料金にて1階の保育室(予約制、対象年齢:1歳6ヶ月~未就学児)をご利用いただけます。詳細はアートフォーラムあざみ野「子どもの部屋」(Tel.045-910-5724)までお問合せください。

●あざみ野フォト・アニュアルとは

横浜市民ギャラリーあざみ野では、収蔵する横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを活用し、様々な切り口で紹介するコレクション展と、写真表現の現在を切りとる企画展を毎年開催しています。