展覧会シリーズ

あざみ野フォト・アニュアル 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 ダゲレオタイプ-記憶する鏡

あざみ野フォト・アニュアル 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 ダゲレオタイプ-記憶する鏡

あざみ野フォト・アニュアル
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展
ダゲレオタイプ-記憶する鏡

  • 2020125日(土)~223日(日)※1月27日(月)休館
  • 10:00-18:00 入場無料
  • 横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2
  • 主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
  • 協力:キリンビール株式会社

横浜市民ギャラリーあざみ野では「あざみ野フォト・アニュアル」と題し、毎年、写真表現の現在を切りとる企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を同時開催しています。2019年度のコレクション展では、写真誕生から180年を記念して、世界で最初の写真術であるダゲレオタイプをテーマに、コレクション約100点をご紹介します。

ダゲレオタイプはフランスのルイ・ジャック・マンデ・ダゲール(1787-1851)によって発明され、1839年にパリ学士院で公表されました。当時はヨーロッパを中心に、各地で写真の発明に向けて様々な試みが行われていたこともあり、その発表は衝撃をもって迎えられたといいます。ダゲレオタイプは銀メッキした銅板に写す写真術で、複製は出来ませんでしたが、鏡面のように磨かれた銀板に、光によって写しだされた精緻なイメージは、「記憶する鏡」とも言われ、人々を驚嘆させました。

初期の写真家は、科学と芸術の要素を併せ持つ写真というメディウムに、写真館の経営をはじめとする新しいビジネスへの期待を持って参入し、露光時間の短縮によってポートレイトの撮影を可能にするなど、技術革新を重ねながら様々な表現を生み出していきました。本展では写真が誕生したヨーロッパ、ダゲレオタイプが大きく発展したアメリカを中心に、写真がその初期においてどのように伝わり、受容されていったかを、写真、カメラ、撮影器具や関連資料を通じて探ります。

[横浜市所蔵カメラ・写真コレクションとは]

横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の歴史に大きく貢献したと言われています。 横浜市ではこうした歴史を踏まえ、映像文化都市づくりを進めるため、 アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年にわたって世界各地から収集したカメラ、写真、写真関連アクセサリー、資料及び文献のコレクション約1万件を平成5・6年度に取得しました。

ダゲレオタイプとディオラマの技術に関する歴史と詳細

『ダゲレオタイプとディオラマの技術に関する歴史と詳細』/
ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール著、アルフォンス・ジルー出版/1839年

女性像(ステレオ写真)

女性像(ステレオ写真)/アントワーヌ・クローデ/制作年不詳

キャロライン・オルムステッドの肖像

キャロライン・オルムステッドの肖像/ジョン・アダムス・ホイップル/1855年

ナイアガラ瀑布

ナイアガラ瀑布/プラッド・D・バビット/1853年頃

ダゲレオタイプ処理用具一式

ダゲレオタイプ処理用具一式/制作者不詳/1845年頃

琉球 泊村の寺院(『ペリー日本遠征記』より)

琉球 泊村の寺院(『ペリー日本遠征記』より)/ヴィルヘルム・ハイネ/1856年

[関連イベント]

ダゲレオタイプ・ワークショップ 

21日(土)10:00-16:00

ダゲレオタイプで制作する写真家・新井卓氏を講師に迎え、ダゲレオタイプでセルフポートレイトを撮影するワークショップを開催します。

講 師|新井卓(写真家)
会 場|3階 アトリエ
対 象|15歳以上10名(応募者多数の場合、抽選)
参加費|8,500円(材料費込)
応募締切|1月24日(金)(必着) ※募集を締め切りました
※一部印刷物につきまして、応募締切日の記載のないものがございましたことを謹んでお詫び申し上げます。
※保育あり
※2010、2013年に当館で開催した「ダゲレオタイプ・ワークショップ」に参加された方は対象外となります。
※化学薬品を使用します。妊娠・授乳中の方は参加をご遠慮ください。

あざみ野カレッジ「アメリカのダゲレオタイプ」 

215日(土)14:00-16:00

ヨーロッパよりも長い期間制作され、発展したアメリカのダゲレオタイプについて、担当学芸員が2018年度に現地で行った調査をもとにお話しします。

出 演|日比谷安希子(横浜市民ギャラリーあざみ野学芸員)
会 場|3階 アトリエ
対象・定員|高校生以上 50名程度
※参加無料、要事前申込み(先着順)・保育あり
終了しました

学芸員によるギャラリートーク

29日(日)15:00~15:45

会 場|展示室2
※参加無料、申込不要(直接会場にお越しください)
終了しました

<イベントのお申込方法>

「ホームページの申込みフォーム」「直接来館(アートフォーラムあざみ野2階事務室)」
のいずれかでお申込みください。

・複数のプログラムに参加ご希望の方は、お手数ですが別々にお申込みください。
・視覚に障がいがある方で、上記の方法でのお申込が難しい場合はご相談ください。
・提供された個人情報は今回の事業実施のためだけに使用し、その他の目的で使用することはありません。

<保育について>

「保育あり」のプログラムにご参加の方は、プログラム時間中に主催事業保育料金にて1階の保育室(予約制、対象年齢:1歳6ヶ月~未就学児)をご利用いただけます。詳細はアートフォーラムあざみ野「子どもの部屋」(Tel.045-910-5724)までお問合せください。

●あざみ野フォト・アニュアルとは

横浜市民ギャラリーあざみ野では、収蔵する横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを活用し、様々な切り口で紹介するコレクション展と、写真表現の現在を切りとる企画展を毎年開催しています。