ショーケースギャラリーシリーズ

福田尚代展「あなたの船の往くところに」

【アーカイブ】


展示風景 photo:Baryan

展示風景 photo:Baryan

展示風景 photo:Baryan




《翼あるもの》折りたたまれた書物 Photo:Mineo SAKATA

2012年10月5日(金)11月25日(日)

9時~21時

横浜市民ギャラリーあざみ野エントランスホール

観覧無料/10月22日(月)休館

主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)


横浜市民ギャラリーあざみ野では、エントランスホールのショーケースという小空間を使って、新進アーティストの作品を紹介しています。2012年度第三期は、回文詩※と、本や文房具を素材とした美術作品を制作しているアーティスト、福田尚代の作品をご紹介します。福田は、書物のページを丹念に折り込むことによって、最後に残された言葉から立ち現われる世界を変容させる《翼あるもの》シリーズで、言葉への探求を試みています。本展ではこのシリーズを、新作インスタレーションとして展開します。
※回文詩…前から読んでも後ろから読んでも同じ音になる詩。


〈想い〉とは、本人にも理解し難い〈所作〉となって表れるものなのかもしれません。ある日、ふいに私は、読み終えた本の頁を、一枚ずつ半分に折りたたみ始めました。そうして書物が鳥に似た《翼あるもの》へ姿を変えると、(自在には選択できない)偶然の一行が浮かびあがります。彼ら異形の生物は、たったひとつの台詞で互いに会話を交わし合い、さらには、私たちへ、誰かへ、あるいは空へ、いつまでもその言葉を放ち続けます。


《翼あるもの》折りたたまれた書物 Photo:Mineo SAKATA

【福田尚代(ふくだ・なおよ)
1967年 埼玉県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、同大学院美術研究科油画専攻修了。回文詩※と、本や文房具を素材とした美術作品を制作している。1994年『無言寺の僧』(私家版)、2009年『寡婦と香草』(私家版)などの回文集を出版、2009-10年「開館10周年記念 オブジェの方へ―変貌する「本」の世界」(うらわ美術館)、2010年「アーティスト・ファイル2010」(国立新美術館)など、個展・グループ展多数。現在、文芸誌「すばる」(集英社)にて「かなかじり」を連載中。


参加アーティスト

福田 尚代(ふくだ なおよ)

1967年 埼玉県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、同大学院美術研究科油画専攻修了。1994年『無言寺の僧』(私家版)、2009年『寡婦と香草』(私家版)などの回文集を出版。2009-10年「開館10周年記…