ショーケースギャラリーシリーズ

保科晶子展

保科晶子作品
《おぼえてる?- みずたまのパジャマ》2016年/陶/photo: Naoe Baba

2019年 16 日(日)~ 324 日(日) 9:00~21:00

※1月28日(月)、2月25日(月) 休館

観覧無料

横浜市民ギャラリーあざみ野 エントランスロビー

主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)



個人の記憶や歴史を起点に、自身や他者の衣服などの私物を陶土に封じ込めたり、かたどって焼成し、作品化する保科晶子をご紹介します。保科の作品に見られる誰かが使用していたものの痕跡は、記憶を保存する装置となる一方で、制作時の作家の指の動きや、土という素材の変化、窯変などによって元の状態から変容し、私たちに感情や記憶のうつろいについて想起させます。

陶土は、やわらかく伸縮性があり、乾かせば固まり、水を加え練り直せば再生し、釉を施し焼けば結晶化します。時間、記憶や感情などの、変わりやすく不確かでありながら、大切で愛おしい概念を、このような陶の制作過程の中から見つけ出すことが私の仕事です。本当は時間も、記憶も、私たちには見えないのかもしれません。でも、美術ならば、ありえないと思えることができると信じて活動を続けています。

 保科晶子 HOSHINA Akiko

保科晶子
1996年女子美術大学大学院美術科修了。2007年に女子美パリ賞を受賞し渡仏。2008年パリ国際芸術都市、2010年ルズー陶芸美術館でアーティスト・イン・レジデンスを行う。2012年文化庁新進芸術家海外研修制度を受けパリに1年間派遣。主な個展に2016年「CAGO PAPAPA !」モントルイユ市現代美術センター116(フランス)、グループ展に2016年「第19回DOMANI明日展」国立新美術館(東京)、2018年「Peaux」アポニア現代美術センター(パリ近郊)など。現在はフランス南西部ピレネー山脈に拠点を移し活動を行う。

[ショーケースギャラリー保科晶子展関連ワークショップ]

「おぼえてる?-思い出を陶に焼き残そう。」

子ども服に粘土を押し付けて形づくる「おぼえてる?」のシリーズと同様の手法で、参加者の皆さんに、ご自身、家族、お子さんなどの思い出の布製品を1つ持参していただき、それを利用して陶の彫刻をつくるワークショップです。出来上がった作品は焼成し、2日目に壁面に取り付けられるように金具を取り付け、参加者全員で鑑賞します。

【日 時】2019年 3月 9日(土) 13:30~16:30
            23日(土) 13:30~15:30 (全2回)
【定 員】中学生以上15名(応募者多数の場合、抽選)
【参加費】1,500円(材料費込、全2回分)
【講 師】保科晶子
【申込締切】2019年2月22日(金)必着