ショーケースギャラリーシリーズ

ショーケースギャラリー 大野陽生展

TALISMAN/2019年/鉛

2020年 926日 [土]~1213日 [日] 9:00 〜 21:00

* 9月28日 [月]、10月26日 [月]、11月23日 [月・祝] 休館

観覧無料
横浜市民ギャラリーあざみ野 エントランスロビー
主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)

モデリングの手法で、人型の塑像を制作する大野陽生をご紹介します。大谷石やパテ、ワックスなどの軽量な素材を用い、作家の手の痕跡を残しながら制作された小さな像について、作家は「パーソナルな、お守りのようなものでありたい」と言います。日常の中で見出された作家の興味を反映させた人型は、その慎ましやかで素朴な造形が、生活の場の祈りの中で生み出されたロマネスク彫刻やイコンを想起させる一方で、軽やかでユーモラスでもあり、現代的なフィギュアを思わせます。

大野陽生 OHNO Haruki

人型の彫刻を石芯塑造といわれる技法(石を丸彫りして心棒を作り、その上から粘土を盛ってモデリング造形をする技法)から着想を得て制作している。ロマネスク彫刻や日本の道祖神のような、環境に沿ったささやかな悦びだったりを表すものや、生活の中から生まれるある種の「切実さ」みたいなものに心を惹かれる。宗教とは別の信仰心がそこにはあると考え、自分の立場や環境を残す・記録するためのものとして作品発表をしている。

[ 略歴 ]

1992年 埼玉県生まれ。2017年 武蔵野美術大学大学院修士課程造形研究科美術専攻彫刻コース修了。主な個展に2018年「NEIGHBOR」代田橋 納戸/gallery DEN5 (東京)、2017年「、むしろ例えてしまう」大野陽生個展「HOAX」東京造形大mime (東京)など、グループ展に2019年金沢彫刻祭2019「別人」芸宿(石川)、「腕の向き、膝の位置」gallery TOWED(東京)、「OMUSUBI vol.2」405観光(東京)、「crossing」HAGIWARA PROJECTS(東京)、2018年「Lucky Open Day 2018」LUCKY★STUDIO (埼玉)、「共同体について」URANO (東京)など。