横浜市民ギャラリーあざみ野 | Yokohama Civic Art Gallery Azamino

ショーケースギャラリー 平瀬ミキ展

アーティスト×横浜市所蔵カメラ・写真コレクション

Showcase Gallery

window - “誰か”2017.8.13.10:44-10:39

概要

私たちが生活の中で見るイメージとその背後にある情報テクノロジーとの関係性を起点に制作するアーティスト、平瀬ミキと、当館で収蔵する横浜市所蔵カメラ・写真コレクションとのコラボレーションによる展示を行います。平瀬は、コレクションに含まれるダゲレオタイプやアンブロタイプなど、焼き増しができない技法でつくられた19世紀の初期写真に着目しました。本展では、唯一のイメージとして大切にされた初期写真を手掛かりに私たちと写真との関わりを捉えなおした新作を展示します。
【ショーケースギャラリーについて】
横浜市民ギャラリーあざみ野では、新進アーティストの表現に出会う場として、エントランスロビーのショーケースで展示を行っています。

[画像] 《window - “誰か”2017.8.13.10:44-10:39》2017年/アクリル板、レーザー加工
  • 日程
  • 時間 9:00〜21:00
  • 休館日 7月22日(月)、8月26日(月)
  • 料金 無料
  • 会場 1Fエントランスロビー
  • 主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
  • 関連リンク

動画

作家情報

平瀬ミキポートレイト
平瀬ミキ ひらせみき
[ステイトメント]
情報が溢れる現在の生活環境の中で目に届く範囲に多くの情報を見ることができるようになったからこそ、自身が何を見ようとしているのかを意識する必要があるのではないか、という考えから、人の見る力へアプローチするような手法での作品制作を行っています。近年では並行して電気というライフラインの上で発展した現代のデジタルデバイスや映像、画像の体験を、電気が失われた環境でも思い返すことができるような作品として、光と素材の組み合わせによる制作も展開しています。

[プロフィール]
武蔵野美術大学美術学部彫刻学科卒業、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現専攻修了。主な個展に2019年「差異の目」新宿眼科画廊(東京)、グループ展に2023年「SEIAN ARTS ATTENTION 16 Error of Reality」成安造形大学【キャンパスが美術館】(滋賀)、2022年「第14回恵比寿映像祭」東京都写真美術館(東京)など。2022年「第25回 文化庁メディア芸術祭」新人賞、「やまなしメディア芸術アワード」Y-GOLD(最優秀賞)受賞。

関連資料