横浜市民ギャラリーあざみ野 | Yokohama Civic Art Gallery Azamino

あざみ野こどもぎゃらりぃ2025 ふしぎのでいりぐち

あざみ野こどもぎゃらりぃ2025 ふしぎのでいりぐりち

Azamino Kodomo Gallery 2025

概要

横浜市民ギャラリーあざみ野は、夏休みの期間に、子どものための展覧会「あざみ野こどもぎゃらりぃ」を開催しています。
19回目の今年は、いっぱいの<ふしぎ>でできた作品たちが集まります。
作品をじっくり観察したり、体験したりすることを通して、<わたし>以外の誰かや何かに思いを巡らせる…そんな場所になっています。
はじめての世界にドキドキする気持ちがあってもだいじょうぶ!子どもも大人も、みんなで楽しめる展覧会です。ぜひ遊びに来てください。

【ふしぎのあざみ野ナイト】
8月3日(日)の最終日は19時まで展覧会をお楽しみいただけるほか、イベントが盛りだくさん!詳細は下記の[関連イベント]にて。
  • 日程
  • 時間 10:00~16:00 (最終日のみ19:00まで)
  • 休館日 2025年7月28日(月)
  • 料金 入場無料
  • 会場 横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1F全面
  • 主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

【いといゆき】
絵本や雑貨をつくるイラストレーターです。カラフルでたのしいキャラクターやお話の世界を描いています。展示には絵本の原画や、絵本からとび出したキャラクター「ちび」が登場します。さて、どんなキャラクターに出会えるかな。
画像:いといゆき『さがしえほん ちびストーリーワールド』より「ぞうやま町」2018年

【おおしまたくろう】
身近なものでつくった楽器を使って音の実験や演奏をするアーティストです。作品から聞こえるノイズとよばれる音は、へんてこでおもしろい。どこからこんな音が出ているのかな?耳をすまして聴いてみよう。
画像:おおしまたくろう「疑似耳(ぎじじ)」2022年/映像(2分33秒)/撮影:mizutama

【みんぐるりんご】
「みんなでぐるになってアートしよう!」を合言葉に活動しているグループです。子どもから大人まで、だれでも参加できる創作スペースで工作をしながら、いろいろな人のことを思ったり話したりしてみよう。
※各日、空気でふくらむエアドームのクジラに出会えるかも …!? 詳細は下記の[関連イベント]にて。
協力:女子美術大学、国際基督教大学高等学校

【山元南穂(やまもと・なお)】
タコたちが暮らす不思議なまち「オクトポリス」をつくるアーティストです。アニメーションやジオラマを見ながら「オクトポリス」の世界をのぞいてみよう。タコたちはどんな場所で、どんな毎日をすごしているのかな?
画像:山元南穂《オクトポリス》2025年/アニメーション(6分42秒)

関連イベント

アーティスト

いとい ゆき
1990年東京都あきる野市生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業後、京都の出版社「いろは出版」の中の雑貨ブランド「AIUEO」のデザイナーとして6年間在籍。2019年はじめての絵本『さがしえほん ちびストーリーワールド』を出版。

★いとい ゆきさんからのメッセージ
ちびの世界では不思議なことや「よくあること」がたくさんあるよ。今みんながいる世界でも同じことが起きているかも?気になる人や出来事を見つけて今日をちょびっと楽しい日にしよう!
Web
photo:堺俊輔
おおしまたくろう
サウンドマン。身近なものを改造した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議なパフォーマンスを行う。音楽や楽器の名を借りたユーモアによって社会のマッサージを目指します。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街を演走(えんそう)する「滑琴(かっきん)」など。

★おおしまたくろうさんからのメッセージ
音の鳴るふしぎな耳のボックスをつくりました。耳かきをすると小さな音が聞こえます。それはピアノのようなキレイな音ではなく、「ノイズ」とよばれる音です。ノイズは聞く人によって感じ方がちがいます。正しさにしばられず、自分なりの聞こえを見つけてみてください。
みんぐるりんご
2019年より夫婦でアート活動を開始。mingle(混ざり合う)、lingo(言葉)に由来し、多様な要素の融合による新たな価値を追求。達也は国立台湾大学卒、IT企業UI/UXデザイナー。愛子は東京藝術大学で博士号取得、女子美術大学准教授。

★みんぐるりんごさんからのメッセージ
それぞれの色や形が混ざり合って、何になるかはやってみてのお楽しみ、実験みたいに失敗を恐れないで、新しい何かに出会えるかも。見たことのない世界に旅に出よう。さあみんなでぐるになってアートしよう!
Web
山元南穂 やまもと・なお
1999年生まれの京都出身。2020年本格的にアニメーション制作を開始。2022年に同志社女子大学学芸学部メディア創造学科卒業。2025年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。大学院入学以降は常にオクトポリスのことを考えている。

★山元南穂さんからのメッセージ
私の作品に出てくるキャラクターは、どこかの世界で暮らしています。では、そのキャラクターは何を食べて、どんなおうちに住んで、どんな友達がいるでしょうか。みなさんには、この展示を観察しながら、自分だけの世界を想像する楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。

関連資料