パテ・ベビーとシネコダックA[横浜市所蔵カメラ・写真コレクション]
パテ・ベビーとパテ・ベビー・プロジェクター/パテ/1922年
シネコダックAとコダスコープ/イーストマン・コダック・カンパニー/1923年、16mm映写機用映画フィルム
現代の私たちはビデオカメラや携帯電話で気軽にムービー撮影を楽しむことが出来ますが、映画が生まれて間もない20世紀初頭は、ムービーといえば35mmフィルム用の大きな撮影機器や投影装置が必要なため、アマチュア層が楽しむことは難しいものでした。そこで映画の製作・配給・機器製造をしていたフランスのパテ社は、映画用9.5mmフィルムを開発し、1922年頃に9.5mmフィルム映写機「パテ・ベビー・プロジェクター」と、手回しで一秒に16コマ撮影できるシネカメラ「パテ・ベビー」、様々な映画のソフトを発売します。
更に、1923年にはアメリカのイーストマン・コダック社が最初の16mmフィルム用シネカメラ「シネコダックA」と映写機「コダスコープ」を発売し、アマチュアでも手軽に動画を撮影し、自宅を映画館のようにして楽しめる時代が到来します。
小型フィルムは手持ちで撮影がしやすく、フィルムや現像代、撮影機器等のコストを押さえられるため、ホームムービーにとどまらず映像作家に利用され、多くの実験映画も生み出しました。9.5mmフィルムは後に市場から消えてしまいますが、小型フィルムのかもし出す映像の味わいは、現代でも多くの人を魅了しています。
*情報誌『アートあざみ野 vol.18』(2011年1月4日発行)「Gallery on the Magazine vol.18」より転載
更に、1923年にはアメリカのイーストマン・コダック社が最初の16mmフィルム用シネカメラ「シネコダックA」と映写機「コダスコープ」を発売し、アマチュアでも手軽に動画を撮影し、自宅を映画館のようにして楽しめる時代が到来します。
小型フィルムは手持ちで撮影がしやすく、フィルムや現像代、撮影機器等のコストを押さえられるため、ホームムービーにとどまらず映像作家に利用され、多くの実験映画も生み出しました。9.5mmフィルムは後に市場から消えてしまいますが、小型フィルムのかもし出す映像の味わいは、現代でも多くの人を魅了しています。
*情報誌『アートあざみ野 vol.18』(2011年1月4日発行)「Gallery on the Magazine vol.18」より転載