横浜市民ギャラリーあざみ野 | Yokohama Civic Art Gallery Azamino

あざみ野カレッジ 横浜北部のニュータウン開発と鉄道

~鉄道によって変わった旧港北区域~

Azamino College

出典:国土地理院

概要

この地域は豊かな自然に恵まれ太古より人々が暮らしていましたが、鉄道敷設によって、100年ほどの間に都市近郊農村から都市へと大きく変貌を遂げました。今回の講座では、変化の様子を、鉄道網整備と都市開発の歴史を辿りながら考察します。
渋谷を始発とする東急田園都市線(1966年溝の口~長津田間延伸)の沿線には、東急が多摩田園都市を造りました。横浜市が開発した港北ニュータウンには、住民の足として市営地下鉄ブルーライン(1985年新横浜まで、1993年あざみ野延伸)、地下鉄グリーンライン(2008年)が敷設されました。今年2022年は東急グループ創立100周年、市営地下鉄開業50周年の節目の年を迎えました。
東急と横浜市がその英知を結集して、住みよい街づくりをしてきた多摩田園都市と港北ニュータウンですが、それぞれに特徴があります。計画的に造られてきた街に住む私たちは、これまで住みやすくて幸せだったでしょうか、現状はそして将来はどうでしょうか。

【講師】平井 誠二(公益財団法人大倉精神文化研究所所長)
【あざみ野カレッジについて】
アートをもっと身近に感じ、人生を豊かにするための学び舎です。さまざまな角度から美術を掘り下げ、新しい美術の魅力を発見し、新鮮な驚きと出会えるような講座を開催しています。
  • 日程
  • 時間 14:00~16:00
  • 対象・定員 30名程度 ※未就学児の入場、同伴はご遠慮ください。
  • 料金 あざみ野カレッジ学生証料金:500円 ※一般料金:1,000円
    ※学生登録をお勧めします(登録無料)。登録当日から学生料金で講座に参加できます。
  • 会場 3Fアトリエ
  • 申込方法 下記の「申込み」ボタンからお申込みください。
    ※申込み先着順。定員に達し次第、受付を終了します。 募集終了
  • 保育 保育
  • 主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
2019年あざみ野駅周辺

2019年あざみ野駅周辺の空中写真(国土地理院より)

1975年あざみ野駅周辺を写した空中写真

1975年あざみ野駅周辺の空中写真(国土地理院より)

【地図】1975年あざみ野駅周辺の空中写真(国土地理院より)

港北ニュータウンと多摩田園都市(地理院地図に加筆)

講師

平井誠二
平井 誠二 ひらい せいじ
昭和31年、岡山県生まれ。昭和62年より公益財団法人大倉精神文化研究所の研究員となり、平成29年同研究所所長、令和2年理事長に就任。地域活動にも多く携わっており、港北図書館友の会、大倉山公園愛護会、鶴見川舟運プロジェクトは創立メンバー。著書に『わがまち港北』『わがまち港北2、3』(平成21年〜 一般社団法人地域インターネット新聞社発行、2と3は林 宏美との共著)。

保育のご案内

あざみ野カレッジにご参加の方は、講座時間中に1階「子どもの部屋」の一時保育(事前予約制、対象年齢:1歳6カ月~未就学児)を主催事業保育料金にてご利用いただけます。詳細はアートフォーラムあざみ野 子どもの部屋(TEL:045-910-5724)までお問合わせください。
※2ヶ月~1歳5ヶ月児の保育につきましてはご相談ください。