横浜市民ギャラリーあざみ野 | Yokohama Civic Art Gallery Azamino

あざみ野カレッジ かやぶき屋根プロジェクトって何? ―弥生時代の家を自分たちで少し直してみようと思ったら、いろいろな人たちと知り合えた話

よこはま縁むすび講中【横浜市歴史博物館×横浜市民ギャラリーあざみ野】

Azamino College

college 大塚・歳勝土遺跡

概要

横浜市歴史博物館に隣接する「大塚・歳勝土遺跡」は、都筑区に所在する国指定史跡です。今からおよそ2,000年前の弥生時代の集落とお墓の跡で、現在は一部が保存・公園化され市民の憩いの場となっています。公園内には大塚遺跡の建物や歳勝土遺跡のお墓が一部復元されています。大塚遺跡の建物の屋根は植物で葺かれており、時間の経過によってだんだんともろくなっていきます。
横浜市歴史博物館では「かやぶき屋根プロジェクト」と銘打ってボランティアの方々と協働で、もろくなった屋根の修繕を可能な範囲で行っています。
講師の橋口氏は、横浜市歴史博物館学芸員で考古学が専門です。弥生人が暮らした家を修復する活動の中で多くの方々と知り合い、協働することで得た知見とエピソードを専門家の視点から講演していただく貴重な機会にぜひご参加ください。


「横浜市歴史博物館」と「横浜市民ギャラリーあざみ野」の学芸員をトレードし、お互いの施設で講演します。横浜北部の地域文化遺産をつなぐ取組「よこはま縁むすび講中」として開催が実現することとなりました。

第1回は、本ページでご紹介している講座です。
第2回は、当館の横浜市所蔵カメラ・写真コレクション担当学芸員が、横浜市歴史博物館でお話します。
『写真が可視化したもの~横浜市所蔵カメラ・写真コレクション探訪』
2024年2月10日(土) 14:00~16:00
会場:横浜市歴史博物館(研修室)
講師:日比谷 安希子(横浜市民ギャラリーあざみ野 学芸員)
【あざみ野カレッジについて】
アートをもっと身近に感じ、人生を豊かにするための学び舎です。さまざまな角度から美術を掘り下げ、新しい美術の魅力を発見し、新鮮な驚きと出会えるような講座を開催しています。
  • 日程
  • 時間 14:00~16:00
  • 対象・定員 40名程度 ※未就学児の入場、同伴はご遠慮ください。
  • 料金 あざみ野カレッジ学生証料金:500円 ※一般料金:1,000円
    ※学生登録をお勧めします(登録無料)。登録当日から学生料金で講座に参加できます。
  • 会場 3Fアトリエ
  • 申込方法 下記の「申込み」ボタンからお申込みください。
    ※申込み先着順。定員に達し次第、受付を終了します。 募集終了
  • 申込期間 2023年11月10日~2024年1月19日
  • 保育 下記参照保育
  • 主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
  • 共催 横浜市歴史博物館(公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団)
  • 協力 よこはま縁むすび講中
  • 関連リンク

関連イベント

講師

デザイン:やなぎ堂
橋口 豊 横浜市歴史博物館学芸員(考古学) はしぐち ゆたか
橋口 豊
横浜市歴史博物館学芸員(考古学)。
主な担当企画展として、「君も今日から考古学者!-横浜発掘物語2023-」「美術の眼、考古の眼」「明治・大正ハマの街 新市庁舎建設地・洲干島遺跡」
普及・啓発事業として土器づくり教室、土器片クッキー「ドッキー」作り、銅鏡チョコ作りなどを担当。
最近は「水田稲作技術比較研究プロジェクト(https://sites.google.com/view/suidenproject/)」に所属し、先史時代の稲作や食についての調査などを行っている。

横浜市歴史博物館について
原始から開港期までを中心とする約3万年の市域の歴史を扱う博物館として、1995年1月に開館。「横浜に生きた人々の生活の歴史」を運営の基本理念とし、それに則した調査研究、展示、情報提供、市民参加の講座・体験学習などを実施している。また、隣接地には、大塚・歳勝土遺跡を復元整備した「大塚・歳勝土遺跡公園」があり、博物館の野外施設として、館内の展示などと連携した活用を進めている。
現在、横浜市歴史博物館は機械設備更新工事のため2024年2月2日まで休館中。

保育のご案内

あざみ野カレッジにご参加の方は、講座時間中に1階「子どもの部屋」の一時保育(事前予約制、対象年齢:1歳6カ月~未就学児)を主催事業保育料金にてご利用いただけます。詳細はアートフォーラムあざみ野 子どもの部屋(TEL:045-910-5724)までお問合わせください。
※2ヶ月~1歳5ヶ月児の保育につきましてはご相談ください。