横浜市民ギャラリーあざみ野 | Yokohama Civic Art Gallery Azamino

あざみ野カレッジ 女性画家たちの戦争

Azamino College

あざみ野カレッジバナー2022

概要

アジア・太平洋戦争期は、あらゆる文化が戦争に動員されました。美術では戦争を表現したたくさんの作品が展覧会に出品されました。その多くは男性の手になるものです。実は女性画家たちも「戦争画」を描いていました。しかしそうした歴史はなかなか知られていません。そもそもなぜ女性画家たちは「戦争画」を描いたのでしょう。そこには男性とは異なる事情がありました。
 本講座では、近代日本の女性アーティストたちが受けた教育や評価、社会的状況を、実際の作例も見ながら、ジェンダーの視点から解説します。そして女流美術家奉公隊が共同制作した戦争画《大東亜戦皇国婦女皆働之図》についてその目的や何が描かれているのかを考えます。
【あざみ野カレッジについて】
アートをもっと身近に感じ、人生を豊かにするための学び舎です。さまざまな角度から美術を掘り下げ、新しい美術の魅力を発見し、新鮮な驚きと出会えるような講座を開催しています。
  • 日程
  • 時間 14:00~16:00
  • 対象・定員 40名程度 ※未就学児の入場、同伴はご遠慮ください。
  • 料金 あざみ野カレッジ学生証料金:500円 ※一般料金:1,000円
    ※学生登録をお勧めします(登録無料)。登録当日から学生料金で講座に参加できます。
  • 会場 2Fセミナールーム
  • 申込方法 下記の「申込み」ボタンからお申込みください。
    ※申込み先着順。定員に達し次第、受付を終了します。 募集終了
  • 申込期間 2022年09月09日(金)~12月09日(金)
  • 保育 保育
  • 主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
  • 共催 男女共同参画センター横浜北

講師

吉良智子ポートレイト
吉良 智子 きら ともこ
2010年千葉大学大学院社会文化科学研究科修了(博士(文学))
著書に『戦争と女性画家 もうひとつの「近代」美術』(ブリュッケ、2013年)、『女性画家たちの戦争』(平凡社新書、2015年)。2021年8月号の「特集 女性たちの美術史」において「フェミニズム/ジェンダー美術史って何?」を担当。『戦争と女性画家』において女性史青山なを賞受賞(2014年)。専門は近代日本美術史、ジェンダー史。

保育のご案内

あざみ野カレッジにご参加の方は、講座時間中に1階「子どもの部屋」の一時保育(事前予約制、対象年齢:1歳6カ月~未就学児)を主催事業保育料金にてご利用いただけます。詳細はアートフォーラムあざみ野 子どもの部屋(TEL:045-910-5724)までお問合わせください。
※2ヶ月~1歳5ヶ月児の保育につきましてはご相談ください。