横浜市民ギャラリーあざみ野 | Yokohama Civic Art Gallery Azamino

あざみ野カレッジ 現代美術探求ラボvol.10「展覧会の新しいフォーマット:アナクロニズムって何?」

― ルカス・クラーナハ(国立西洋美術館)、六本木クロッシングから今井俊介展まで

Azamino College

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概要

2016年から2017年にかけて国立西洋美術館、国立国際美術館でクラーナハ展が開催されました。この16世紀の「クラーナハ」(ルカス・クラーナハ)の展覧会で、何故か森村泰昌の作品も展覧会に加わりました。同じ主題を扱っていたとはいえ、どうして現代のアーティスト作品が登場したのでしょうか?担当学芸員のインタビューも紹介しつつ、またその後の幾つかの展覧会を紹介しながら、展覧会構成において示された美術史におけるアナクロニズムという新しい方法論についてこの講座で考えてみたいと思います。

【現代美術探求ラボ】
現代美術は難しい。だからこそ、調べたり、考えたり、知的な探求がおもしろい。今日のアートシーンに至るまでの社会的背景を見渡しつつ、より深くより広い視点で現代美術を掘り下げていく人気シリーズ講座。作品の鑑賞ポイントにも触れながら、社会構造の変化やテクノロジーの進歩、見る場所/見せる場所と、現代美術との関係を読み解いていきます。目くるめく現代美術の世界を、ぜひご一緒に探求していきましょう。
【あざみ野カレッジについて】
アートをもっと身近に感じ、人生を豊かにするための学び舎です。さまざまな角度から美術を掘り下げ、新しい美術の魅力を発見し、新鮮な驚きと出会えるような講座を開催しています。
  • 日程
  • 時間 15:00~17:00 
  • 対象・定員 40名程度 ※未就学児の入場、同伴はご遠慮ください。
  • 料金 あざみ野カレッジ学生証料金:500円 ※一般料金:1,000円
    ※学生登録をお勧めします(登録無料)。登録当日から学生料金で講座に参加できます。
  • 会場 3Fアトリエ
  • 申込方法 下記の「申込み」ボタンからお申込みください。
    ※申込み先着順。定員に達し次第、受付を終了します。 募集終了
  • 申込期間 2023年04月21日~2023年05月26日
  • 保育 下記参照保育
  • 主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

講師

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天野 太郎 あまの たろう
東京オペラシティ アートギャラリー、チーフ・キュレーター。北海道立近代美術館、横浜美術館、横浜市民ギャラリーあざみ野にて国内外の数々の展覧会を手がける。2022年より現職。美術評論家連盟所属。多摩美術大学、城西国際大学非常勤講師。主な担当展覧会に、横浜美術館での「ルイーズ・ブルジョワ展」(1997年)、「奈良美智展 I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」(2001年)、横浜市民ギャラリーあざみ野での「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」(2016年)などがある。「横浜トリエンナーレ2005」キュレーター、同トリエンナーレ2011、2014キュレトリアル・ヘッド、「札幌国際芸術祭2020」統括ディレクターを務めた。

保育のご案内

あざみ野カレッジにご参加の方は、講座時間中に1階「子どもの部屋」の一時保育(事前予約制、対象年齢:1歳6カ月~未就学児)を主催事業保育料金にてご利用いただけます。詳細はアートフォーラムあざみ野 子どもの部屋(TEL:045-910-5724)までお問合わせください。
※2ヶ月~1歳5ヶ月児の保育につきましてはご相談ください。