横浜市民ギャラリーあざみ野 | Yokohama Civic Art Gallery Azamino

ショーケースギャラリー 進藤詩子展

シリーズ 陶の表現

Showcase Gallery

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概要

横浜市民ギャラリーあざみ野のアトリエには陶芸窯があり、ワークショップや作品制作等に活用されてきました。この活動を踏まえ、2021年より陶の作品を制作する新進作家を紹介するシリーズ展を開催しています。本年度は、日常に潜む「翻訳不可能なもの」に着目し、ドローイングによる抽象表現を出発点に、近年、陶を使ったインスタレーションに取り組む進藤詩子の新作を展示します。
【ショーケースギャラリーについて】
横浜市民ギャラリーあざみ野ではエントランスロビーに設けた小空間を使って、今後、活躍が期待される若手作家の作品をショーケース展示でご紹介しています。

[画像キャプション]
(上)個展「the night falls and the day break」/2022年/5.galleryでの展示風景 (Santa Fe, USA)
(下)It recalls what I still don’t know/2022年 photo : Lucy Foster
  • 日程 2024年3月16日(土)~5月26日(日) ※事前の広報から日程が変更になりました。
  • 時間 9:00〜21:00
  • 休館日 3月25日(月)、4月22日(月)
  • 料金 無料
  • 会場 1Fエントランスロビー
  • 主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
  • 第8回横浜トリエンナーレ応援プログラム

動画

関連イベント

作家情報

photo : Benjamin Hosking
進藤詩子 しんどう うたこ
[ステイトメント]
日常の風景に潜在する「翻訳不可能なもの」を一時的に現し、そして鑑賞者のうちに詩的な経験と内省を促すような、美術・造形作品の在り様を探究しています。近年は、水彩・墨を用いた抽象絵画や、轆轤挽(ろくろび)きの抽象陶芸の制作に取り組んでいます。どちらも「線、陰影、呼吸」といった要素と「中心をとる(軸を合わせる)」工程が繰り返されますが、それらが「揺らぐ」こととの鬩ぎ合いから生まれるイメージや形は、時に、普段の言葉では捉えきれない何かと重なるようで、私自身を驚かせます。

[プロフィール]
1980年東京生まれ。制作と研究を両輪に国内外で活動。2017年メルボルン大学大学院ヴィクトリアン・カレッジ・オブ・ジ・アーツ付属ザ・センター・フォー・アイディアズ博士課程修了。2018年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。主な個展に2022年「the night falls and the day breaks」5.gallery(アメリカ)など。 滞在制作に2020年遊工房アートスペース(東京)、2013年BankART NYK(横浜)など。企画・出展に 2010-12年「内在の風景」小山市立車屋美術館(栃木)/国際交流基金ギャラリー(オーストラリア)など。

関連資料